塩の必要性
暑い夏。
体から吹き出る汗。
その中には塩分を含んでいることは誰もが知っているでしょう。
塩は高血圧などの不健康の原因と言われ、減塩減塩とやたらよく耳にします。
でも、塩の摂取量と血圧の上昇は必ず結びつくとは限らないことも明らかになっていて、塩の摂取量に応じて血圧が上がる人もいれば上がらない人もいます。そのため、一言で減塩=健康と言えないですね。
しかし、その反面、過剰な減塩は健康を害するおそれがあります。人間の血液の塩分濃度は0.9%を保つ必要があり、それにより体液のバランスを保っているのです。
そのため、塩分が不足すると細胞の働きが悪くなって健康被害に襲われる危険性があります。そして塩には体を温める作用もあるため、減塩して体の塩分が不足すると冷え性などが起こることもあります。
また、減塩で問題なるのはミネラル不足です。
言葉の響きも美しい、このミネラルとは、糖質や資質、たんぱく質やビタミンと並ぶ五大栄養素の1つで、人が生きるためには欠かせないカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛といったものを含みます。そのなかでも、亜鉛は免疫を機能に関係して300種類以上の身体の働きに携わっていると言われています。
そこで、皆さんはどんな塩を使っていますか?
スーパーに並ぶ塩コーナー。
もちろん、間違ってでも、化学調味料と合体している商品を使っているなんてことはありませんよね?
塩だから全部同じと思っていませんよね?
白砂糖と同じ精製されたものは体いいこと何一つありません。
「精製塩」や「食塩」と呼ばれる塩。これらは加工され、ミネラル物質がほとんど入っておらず、塩化ナトリウムが99%を占めています。塩化ナトリウムしかないため、体内でのミネラルバランスが崩れやすく、過剰な摂取は健康に影響を与える恐れがあります。
大事なのは「ミネラルを含んでいること」。
昔からの製法で作られた塩、天然自然であることがポイントです。
ミネラルを含んだ健康に良い塩は「自然塩」や「天然塩。これらは加工や添加も一切ない自
然から摂れて、自然の方法で結晶化したものです。「自然塩」や「天然塩」は塩化ナトリウム
が80~90%で残りの成分がミネラルなので、「精製塩」と比べてミネラルバランスの崩れはな
いです。摂るべき塩は天日だったり平釜などで自然のまま結晶化したものにしましょう。
最近は塩専門店もできています。
食べ物だけではなく、浄化や美容にも使われる塩。
専門家の意見を聞いて、自分の吉方の塩を使ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、
実は塩を摂取するのに良い時間とそれほど摂取する必要がない時間があ流のはご存知ですか?
1日の中で塩分をしっかりと摂るならやはり、朝が1番良いです。
なぜなら塩には体を温める作用があるため、起きてばかりの冷えた体を温めるのに適しているからです。常温の水が入ったコップにひとつまみの塩を入れて飲んでみてください。
お通じも良くなりますし、体がしゃっきりします!
逆に夜は塩分の摂取を控えると良いです。夜は活動量が減り、塩分を失うことがあまりないの
で、多く摂取する必要はないのです。でも、夏場などの寝ているときに汗を多く場合は、寝る
前にも摂取しておきましょう。
玄米に塩梅干し。手作り味噌のワカメ味噌汁。
これさえあれば無敵ですね。
塩。
もっと気にしてみませんか?
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